ヒトにおけるPAG刺激(古い論文)

2020年5月3日日曜日

臨床研究学習帳

PAG刺激については侵襲性も有ることから、現実的な治療法にはなりにくいが、いかなる治療も効果がないケースに対して無力な我々は常になんとか新しい方法をと考えるところはある。今回は過去に行われたPAG刺激の報告を紹介する。

Dorsal Periaqueductal Gray-Matter Stimulation in Humans:Y Hosobuchi
頭頸部癌による難治性疼痛患者7名(年齢48~73歳、平均57.5歳)を対象に、背側四肢周囲灰白質(PAG)を急性刺激したところ、疼痛は即時に消失した。2名の患者は慢性的にPAG刺激を受けたが、刺激中の疼痛は消失した。ナロキソンによる効果の逆転は認められず、脳脊髄液ペプチドの変化も認められなかった。

Dorsal Periaqueductal Gray-Matter Stimulation in Humans
Pacing and Clinical Electrophysiology [0147-8389] HOSOBUCHI, YOSHIO 年:1987 巻:10 号:1 頁:213 -216

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